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TOKYOの商店街で開業したい人必見!
こんな商店街・あんな商店街の
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VOL.
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西武新宿線「野方」駅周辺にある5つの会(野方北原通親交会、野方本町通り商店会、野方ときわ通り商店会、野方駅前通共栄会、野方みつわ通り商店会)で構成されている野方商店街振興組合。個人店からナショナルチェーン店まで、たくさんのお店が立ち並んでいます。
戦前は主に田園風景が広がるエリアでしたが、戦争の被害を受けなかったことで物資が集まるようになり、戦後は多くの買い物客でにぎわう街へと変貌しました。地域とつながりも強く、たくさんのイベントにも精力的に取り組まれています。大きな特徴は、笑いをテーマにしたイベントが多いこと。商店街内に「野方笑い地蔵尊」があることをきっかけに、笑いで地域を盛り上げることに尽力されています。
今回は、第20回東京商店街グランプリで特別賞を受賞した「野方お笑い総選挙」について、榎本雅則代表理事にお話を伺ってきました。
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今回お話を伺った榎本代表理事。 無類の猫好きで、4匹の猫ちゃんと暮らしているとのこと。 -
飲食店、惣菜店、テイクアウト専門店など、たくさんのお店が並んでいます。 -
1947年にまつられたと伝えられている野方笑い地蔵尊。
これまでもお笑いをテーマにさまざまな活動を続けてきた野方商店街振興組合。第13回東京商店街グランプリでは「エイプリルフールde街おこし ジョークの貼り紙」で、特別賞を受賞した実績があります。そして今回特別賞を受賞した「野方お笑い総選挙」は、組合設立30周年記念事業の一環として企画。新たに加盟した若手会員の発案によって誕生し、実施が決定しました。イベントの概要は、芸人の養成所を持つ芸能事務所に声を掛けてお笑い芸人を募集し、選挙形式で競い合って野方のお笑いスターを決定するというもの。初年度にあたる2024年度には50組がエントリーし、8組がファイナルに進出しました。この8組が2024年(令和6年)8月6日(火)に野方区民ホールで開催されたイベントで芸を披露。投票、即日開票を経て野方のお笑いスター(初代は、インザパーク)が決定しました。選挙期間中は、YouTube「野方放送局」で政見放送風のPR動画を配信したほか、西武鉄道や関東バスの協力を得て、町中に選挙ポスターやイベントの告知を掲示。当日来場できない人のために、商店街には期日前投票用の投票箱を設置したそうです。そして、チェアマンとして招いたDJ KOOさんが、告知から当日の審査員と一気通貫でイベントを盛り上げました。
実施後のアンケートでは約87%の方が「とても楽しかった」、「楽しかった」と回答したそう。
約150名が来場し、大成功を収めた第1回野方お笑い総選挙。「第1回目は初めてということもあり、たくさんの人に来場してもらうために無料にしていました。無料であっても予約制にしていたのですが、それが良くなかったのか当日キャンセルが結構出てしまったんです。そこで第2回目では、イベントの認知度もそれなりにあったので、入場料を500円に設定。当日のドタキャンはだいぶ減りましたね。協賛店は20店から50店に増えました」と榎本代表理事。
2025年(令和7年)11月27日(木)に開催した第2回目の総選挙は無事終了し、新たな野方のお笑いスター「爆炎ジュゴーン」が誕生しました。現在は、「インザパーク」とともに、商店街の活性化に尽力しています。
本企画をした若手会員の活躍シーンもたくさん見られるとのこと。「私が躊躇してしまうような、メガバンク、大手企業などにも営業をかけて協賛を取ってきてくれます。考える前に行動するという、若手のパワーに助けられていますね」と笑顔で語ってくださいました。
野方6丁目にある中野区立北原小学校との交流もさかんとのこと。「小学生が商店街のCMを作ったり、私が商店街について講演をしたり。『楽しく笑えるイベント』をテーマとした小学生の企画に、私や野方にゆかりのある落語家がアドバイスすることもありました。ひとつの企画は5月に開催することが決まったんです。商店街のイベントに関わってもらうことも多いですね」と榎本代表理事。さらに、お笑いをテーマにした活動が副産物を生み出し、野方に関わった芸人やその仲間たちが、それぞれのSNSで野方の魅力を発信する機会も増えてきたのだそう。最後に今後の抱負を伺うと「次は特別賞ではなくグランプリ受賞!」と力強く答えてくださいました。
自治体リンク
産業振興 中野区ホームページ※掲載の情報は2026年4月時点のものです。
