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TOKYOの商店街で開業したい人必見!
こんな商店街・あんな商店街の
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VOL.
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千住宿商店街は、「北千住」駅西口エリアにある「千住ほんちょう商店街」、「北千住宿場町通り商店街」、「北千住サンロード商店街」、「サンロード宿場通り商店街」という歴史ある4商店街が集結し、2025年に統一ブランドとして誕生。それぞれの商店街は組織として存続していきますが、外部への発信を一本化することで、地域の知名度向上や商店街全体の集客力強化を図っていくことを目的としています。
いずれも駅から徒歩圏内の好立地で、飲食・物販・サービスなど多様な業種が連なり、現在では200店舗を超える会員店が加盟。頻繁に取材を受ける名物飲食店が立ち並ぶなど、活気ある商店街としても広く知られています。今回は、佐賀久芳理事長に合併の経緯やイベント、今後の抱負などについてお話を伺ってきました。
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今回お話を伺った、佐賀久芳理事長。 -
駅から続く道の両サイドには、多種多様なお店が並んでいます。人通りも多く、活気にあふれた商店街です。 -
足立区のビッグターミナル「北千住」駅。JR常磐線、東京メトロ日比谷線、千代田線、東武伊勢崎線、つくばエクスプレスが乗り入れています。
1625年(寛永2年)、日光街道の宿場町として開宿した「千住宿」。2025年(令和7年)は、開宿から400年という大きな節目の年だったことも後押しとなり、4つの商店街が集結した千住宿商店街が誕生しました。
千住宿商店街は、歴史的背景を感じられる旧日光街道沿いの蔵がある街並みや七福神巡りなど、周辺の観光資源とも連動しながら商店街に訪れるきっかけ作りを推進。江戸時代の宿場町としてのアイデンティティを前面に出すことで、観光目的の来街者やリピーターの増加につなげる「観光資源×生活商店街のハイブリッドモデル」を発信しているという、新しい形の商店街として注目されています。
千住宿商店街は、集客力の高い多彩なイベントを企画、運営している点も特徴のひとつ。これまで年に数回開催してきたという「宿場町大道芸祭」ではプロの大道芸人が街中でパフォーマンスを披露し、訪れた人々を楽しませてきました。また、発足セレモニーが行われた2025年(令和7年)11月2、3日には、大名行列や江戸の文化体験が楽しめる「江戸タイムスリップ」というイベントを開催し、地域の魅力を体験型で発信しました。さらに11月16日には「第1回千住宿阿波踊り」を実施。この阿波踊りは6つの連が商店街を踊り歩き、街に賑わいを創出するというイベントで、最後には来街者も一緒になって踊る光景が見られたそうです。これらのイベントには近隣の買い物客だけでなく、他エリアからの来街者を集める力があり、出店者にとっては新規顧客との接点をつくる絶好の機会となっています。
佐賀理事長は、「事務局の仕事は、いかに集客数を増やすかということです。だから、商店街をうまく回していくには、事務局という存在は必要です。集客に成功して商店街に人がたくさん来たら、そこからはそれぞれのお店の努力で来店につなげて欲しいと思います」と力強く語ってくださいました。
千住宿商店街に加盟すると、公式ホームページへの店舗紹介に加え、無料でPR動画や求人動画の制作支援を受けられるため、店舗の情報発信力を高めることが期待できます。また、飲食店の廃油回収や商店街専用のゴミ収集サービス、クレジット決済手数料の割引など、日々の店舗運営に役立つ支援も用意されているとのことで、ゾーンに属さないエリアにあるお店からも、加盟希望が後を絶ちません。
「発足を機に商店街でロゴをかたどった焼き印を作り、ベビーカステラや厚揚げなどに押して販売しているお店もあります。他にも、小冊子を作成するなど、様々な方法で魅力が伝わるように努めています」と佐賀理事長。今後の抱負についてお聞きすると「千住の代名詞ともいえる『下町』というワードを世界の共通言語にしたいですね。ここは宿場町として400年の歴史があります。浅草から1割ぐらいはこっちに遊びに来るようになって欲しいです」と笑顔で語ってくださいました。
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商業振興 足立区ホームページ※掲載の情報は2026年1月時点のものです。
