チャレンジショップ「コラボ」は立川商工会議所が管理運営する、創業者が独立までに必要な知識を得て経験を積むための施設。この活動拠点となるチャレンジショップが「諏訪通り商店街」内に立地(立川市柴崎町３-８-10コラボビル)。2018年4月から16期生として、2店舗がオープンしています。
【1階　「ADVANCE　アドバンス」】
立川を本拠地として活動するプロスポーツ5団体「立川スポーツ」によるチャレンジスペース。グッズやチケット販売のほか、試合のライブ観戦や選手との交流イベントなども開催しています。
●営業時間:13時～18時●定休日:月曜日（祝日の場合は火曜日）●電話:042-808-7070
●http://tachikawa-dice.tokyo/
【2階　工芸カフェ「ReaLence(リアレンス)」】
「工芸やアートで日本を元気に！」を目指したカフェ。陶芸作家のカップでコーヒーを飲んだり、ワークショップでさまざまな製作体験をしたりしながら、ゆったりとした時間が過ごせます。
●営業時間:11時～19時●定休日:月曜日●電話:042-595-7577
●https://realence.jp/

立川商工会議所や立川市からさまざまなアドバイスを受けながら、最長で１年間店舗経営をし、ノウハウを蓄積できるというプログラム。1年経過後は立川市内で店舗を見つけて独立を目指す。

こちらは奥様の機織り機。多摩地区は機織りが盛んだったエリアで、その伝統技術を伝えたいのだそう。外国人観光客が体験しにくることもあるそう。

「映画の街」ともいわれていた立川には10もの映画館がありました。そんな昔を懐かしむ声があがる中、2015年より「立川名画座通り映画祭」を開催。以降回を重ねるごとに注目を浴びるようになってきました。
この映画祭の特徴は、全国から募集した自主制作映画を上映するという点。作品の上映が終わるたびに審査員からコメントがもらえるのも魅力のひとつです。初年度は5本だった出品数は3回目には87本と10倍以上の伸びをみせています。
グランプリは特別審査員と来場者の採点によって決定。１本10分以内という制限があるので、1日にたくさんの作品を鑑賞できるのも「立川名画座通り映画祭」ならではです。
立川市を舞台にした作品も多いらしく、地域住民からの評判も上々。監督は高校生から高齢者までと幅広く、さまざまな感性に出会うことができます。

「諏訪通り商店街SUWA SUWA FESTIVAL IN 夏」開催時には、期間中限定のサービスが受けられるクーポンブックを発行。振興組合の加盟店で配布しているので気軽に手に入れられるのもポイントです。
また、諏訪神社の例大祭の開催に合わせて行う「たちかわフラフェスタ」は毎年大盛況で、現在は出場者を近隣住民に絞るほどだそうです。

かつては平屋が建ち並び、裏路地で遊ぶ子ども達の姿が印象的だったという諏訪通り商店街エリア。交通混雑の緩和・防犯・防災などの観点から平成8年(1996年)より再開発工事がスタートし、平成11年(1999年)に現在の姿に生まれ変わりました。
ターミナル駅にふさわしい駅前広場や歩行者専用デッキなどの整備によって、回遊性が向上したJR「立川」駅南口。そんな駅前に立地する「諏訪通り商店街」は、今後もエリア性や時代の流れにそった発展が期待できる商店街です。