商店街紹介 板橋区 中板橋商店街振興組合

地域が盛り上がる、イベントいっぱいの商店街

板橋区 中板橋商店街振興組合

東武東上線「中板橋」駅北口に位置する中板橋商店街。1933年に駅が開業したことで商店が増え、1935年「中板橋商交会」を結成。その後、1967年に「中板橋商店街振興組合」を登記しました。
オレンジ通り、中通り、一番街、中銀座で構成されており、約200店が営業中。グッズ・フード、グルメ、ファッション、エンターテインメント、ライフサービスとバラエティー豊かで、昭和時代から続いている老舗も。
近隣にある石神井川の桜並木は板橋十景にも選ばれており、開花の時期には「なかいたさくら祭り」を開催。スタンプラリーや屋台などで盛り上がり、毎年多くの花見客で賑わいます。ほかにも、“中板橋=板橋の真ん中”という発想から中板橋をへそと称し、お腹に顔をペイントした踊り子が商店街を練り歩く「へそ祭り」、各店がカニを使ったメニューを提供する「カニカニカーニバル」など楽しいイベントがいっぱいです。

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「商店街には街路灯や防犯カメラを設置し、安心・安全にも力を入れています。年間を通した石神井川のライトアップも板橋区・芝浦工業大学と共同で研究しているところで、暗くなりがちな川岸を商店街の力で明るくし、防犯に役立てていけたらと思います」と大塚和男理事長。へそ祭りのペインティングは大東文化大学の学生によるもの。学生の力やアイデアも取り入れながら地域の活性化を実現している。

パチンコ店の跡地に、魚津の食が楽しめるお店と高齢者のコミュニティ拠点をオープン

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長く営業しているお店や新規オープンしたお店がある一方で、後継者がいないなどの理由で閉店してしまうケースもみられる中板橋商店街。そのような状況下、2016年11月、空き店舗対策拠点として撤退したパチンコ店を利用し、富山県魚津市のアンテナショップ「うおづや」、社会生活リハビリデイサービス「なかいた倶楽部」をオープン。新たな賑わい拠点や地域高齢者の活動拠点を創出しました。

「うおづや」オープンのきっかけは、魚津市出身の振興組合員がいたため。当初は行き来しながら都市間交流を続けていたそうですが、イベントなどで提供される豊かな海の幸・山の幸に魅力を感じるファンが増えてきたことから、常設店をオープンすることになりました。お店を切り盛りしている西田寛さんは、現地で6カ月間の修業に励み、魚津市の食文化や郷土料理の調理方法を学んだそう。店内では、魚津土産や観光情報を手に入れることもできます。

併設している「なかいた倶楽部」は、高齢者のコミュニティ拠点。麻雀卓やカラオケボックスのほか、足湯やお風呂などもあり、仲間と一緒に思い思いに過ごせる空間です。「うおづや」の料理をバイキング形式で食べられる日があるなどさまざまなサービスを提供し、高齢者が自立した生活を送れるように支援しています。

【うおづや】

住所:板橋区中板橋14-11/電話:03-6751-4677/URL:http://uozuya.com//営業時間・曜日:11時30分縲鰀14時(ランチ営業※日~水、L.O.13時30分)、17時縲鰀23時(ディナー営業※金~水、L.O.22時)/定休日:木曜日と月1回水曜日

写真上=「うおづや」の外観。観光ポスターや中板橋商店街のイベント情報なども掲出されており、情報発信拠点としての機能も。
写真下=店内入ってすぐのところにある、魚津市の観光グッズ販売スペース。

【うおづや】

住所:板橋区中板橋14-11階/電話:03-6751-4677/URL:http://uozuya.com//営業時間・曜日:11時30分縲鰀14時(ランチ営業※日~水、L.O.13時30分)、17時縲鰀23時(ディナー営業※金~水、L.O.22時)/定休日:木曜日と月1回水曜日

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【なかいた倶楽部】住所:板橋区中板橋14-11/電話:03-6909-6115/営業時間:9時縲鰀17時/定休日:土・日 ※麻雀以外にも、将棋、囲碁、絵手紙などを楽しめる。商店街とのタイアップ企画として、生活リハビリを兼ねた商店街散策なども実施。

富山県魚津市の若き料理人による、新メニュー試食会リポート

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2018 年 2 月 19 日(月)、若き料理人による地元食材を使った新メニュー試食会が開催されました。今回が 2 回目で、 「うおづや」に集まった 25 名の参加者がコースメニューを堪能。ソムリエが厳選したアルコールも提供され、美酒佳肴のもてなしに大満足の様子でした。

新メニューを考案したのは「新川食文化研鑽会」のメンバー。「富山県魚津市や近隣エリアの食材・文化・精神を料理で表現したい。全国の人に“年中おいしい富山県”ということを広めたいという思いで日々頑張っています」とのこと。最後は参加者から 観光や食事を楽しみたい」といった嬉しい感想が出されるシーンも見られました。

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店内は、木目調の家具とむき出しの配管でスタイリッシュなイメージに仕上がっている。

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試食会で賑わいをみせている店内。料理人には使っている素材や料理について自由に質問もできる。

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Amuse-bouche(汐ぶりと干し柿のかんざし「爽秋の花嫁」)。前菜の前に出されたメニューで、周りはコーティングしてあり、パリッとした食感が特徴。RED U-35という料理人コンペティションで、シルバーエッグを受賞したもの。

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お造り(三種盛「~それぞれの味わい~」)。あらかじめ味付けがしてあるので、しょう油をつけずに味わえる。お刺身の下にはほうじ茶の葉が敷いてあり、口に入れると口内が爽快に。

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焼物(イノシシの塊、藁で焼いて「~共有~」)。ストレスを感じていない肉を手に入れるために、罠にかかる前のイノシシを捕獲。

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揚物(幻魚(げんげ)の竜田揚げ)。「げんげ」という深海魚を使った、魚津市ではポピュラーな料理。富山湾は陸から少しいくと急激に深くなるため、新鮮な深海魚を手に入れやすいとのこと。

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御飯(魚津寒ハギの肝味噌だし茶漬け)。最初にそのままの味を味わったら、お茶を注いで肝味噌だし茶漬けとしていただく。コースの後半に出てきたが、さらっと食べられる一品。

近隣の空き店舗を探す

商店街イベント

なかいたさくら祭り、へそ祭り、板橋バル、カニカニカーニバル、神輿まつり、ウィンターセール、はじめてのおつかいなど

入会メリット

各種イベントへの参加、中板橋商店街振興組合「なかいた.com」ヘ画像付きの店舗情報掲載など

商店街情報

  • 商店街名 中板橋商店街振興組合
  • アクセス 東武東上線「中板橋」駅徒歩2分
  • 住所 板橋区中板橋15-3(中板橋商店街会館)
  • TEL 03-3961-8098(中板橋商店街会館)
  • FAX 03-3961-8098(中板橋商店街会館)
  • URL https://www.nakaita.com/about/

※掲載の情報は2018年03月時点のものです。